株式会社INTEP(本社:東京都品川区東大井5丁目12-5-301、代表取締役: 川上途行、以下INTEP)はこの度、INTEPを含むスタートアップ13社ならびに公益社団法人日本医師会から構成されるコンソーシアムが、令和4年度第2次補正予算 厚生労働省「中小企業イノベーション創出推進事業(以下、本事業)」の「テーマ①:AIホスピタル」に採択されましたことをお知らせいたします。補助上限額はコンソーシアム全体で30億円、事業実施期間は2024年3月29日から2025年度末を予定しています。
本事業は、厚生労働省が提示する研究開発課題の「AIホスピタル」もしくは「健康長寿社会」を解決するために、スタートアップ企業による大規模技術実証事業を補助することを目的とした事業です。AIホスピタルについてはこれまで、平成 30 年度から令和5年度の間、内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第 2 期「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」及び研究開発と Society 5.0 との橋渡しプログラム(BRIDGE)「AIホスピタルを実装化するための医療 AIプラットフォームの構築に必要な技術に関する研究開発」において研究や実証を続けてきました。今後は本事業のもと、本コンソーシアムで、これまでの成果の社会実装を加速させてまいります。
■採択概要
令和4年度第2次補正予算 厚生労働省「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIRフェーズ3基金事業)」
・分野名 AI ホスピタル分野
・提案名 「AI(人工知能)ホスピタル実装化のための医療現場のニーズに即した医療 AI 技術の開発・実証」
・実施期間:2024年3月29日~2026年3月31日
・コンソーシアム構成員(採択企業等)
株式会社INTEP
サナメディ株式会社
株式会社ライフクエスト
株式会社ZenmuTech
TXP Medical株式会社
株式会社アークス
株式会社Xenoma
株式会社エピグノ
株式会社プラスメディ
株式会社アイ・ブレインサイエンス
PGV株式会社
株式会社Arblet
株式会社プレシジョン
公益社団法人 日本医師会
・本事業におけるINTEPの取組
我々はリハビリテーション医療DXのプラットフォームを開発しています。
加速する高齢化社会によりリハビリテーションの必要性はますます高まりを見せている中、人が人を治療するというリハビリテーション医療の特性から、医療従事者の業務効率を向上させリハビリテーションに取り組む患者さんの治療に従事できる時間を捻出することが重要です。さらに、患者さんの状態にあったリハビリテーションを行うためのデータ活用の必要性も叫ばれています。
我々は、この事業を通じて、まず業務効率化による医療従事者の業務効率の改善による負荷低減を実現します。今後は、施設導入により蓄積されるリハビリテーション医療データを活用し、AIを用いた診断、治療支援への新たな知見の導出を試みます。
※その他の情報につきましては、基金設置法人である一般社団法人低炭素投資促進機構のホームページをご覧ください。